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秋分の日の思い出

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こんにちは。

今日は少し季節を巻き戻して、去年の秋分の日にあったちょっとした思い出を綴ってみようと思います。

その日は、ぽかぽかとした陽気で、まるで夏の名残が少しだけ居座っているような、そんな空気でした。
祝日でお休みなので、特に予定もなかったので、ふと思い立って祖母の家に顔を出してみることにしました。

祖母の家は、私が小さいころよく遊びに行っていた場所。
もう何年も変わらない畳の匂いと、お線香の香りが混ざった、あの懐かしい空気が玄関先からふわっと迎えてくれました。

祖母は私を見ると、にこにこと笑って「ちょうどおはぎ作ったのよ〜」って。
秋分の日がお彼岸だって、正直すっかり忘れていました(笑)

キッチンのテーブルには、あんこときなこ、そして珍しく青のりのおはぎが並んでいました。
青のりは、祖母のオリジナルだそうで、意外にもすごく合うんです。
騙されたと思って試してみてほしい…

そのおはぎを一緒に食べながら、祖母は昔話をぽつりぽつりと語ってくれました。
戦後すぐの秋のお彼岸の話、亡くなったおじいちゃんと出会った頃の話。
少し涙ぐんだ祖母の横顔が、秋の光に照らされて、なんだかとても美しかった。

秋分の日って、「昼と夜の長さが同じになる日」って学校で習ったけれど、祖母は「ご先祖様に心を向ける日でもあるのよ」と言っていました。

日々の忙しさで、つい目の前のことばかり追いかけてしまうけど、こうして足を止めて、大切な人の声に耳を傾ける時間って、とても贅沢なんだなぁと思いました。

あの日以来、秋分の日は私にとって特別な意味を持つようになりました。
今年もきっと、あのおはぎが並ぶんだろうな。今度は私が作る番かもしれないけれど、それも悪くないよね。

季節の変わり目、みなさんも風邪ひかないようにね。

それでは、暑さに負けず、可愛く・快適に・私らしく。

女性
今日も素敵な一日になりますように

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