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明日は敬老の日ですね

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明日は「敬老の日」。

毎年この日になると、自然と頭に浮かぶのが、私の大好きだったおばあちゃんの笑顔です。

小学生の頃、毎年この日は、家族みんなで母方の祖父母の家に集まっていました。
玄関を開けると、ふわっと漂ってくる煮物の香り。
おばあちゃんが手間ひまかけて作ってくれた料理の数々がテーブルいっぱいに並んでいて、それを囲んで、みんなでにぎやかに食べるのが恒例行事。

私は折り紙で作ったメダルや、クレヨンで描いた似顔絵をプレゼントしていました。
「まぁ〜、うれしいねぇ!宝物にするわね」と、目を細めながら、何でも大げさなくらい喜んでくれるおばあちゃん。
その笑顔が見たくて、私は毎年、必死に何かを作っていた気がします。

成長するにつれて、部活や友達との予定が優先になり、祖父母の家に行く機会は減っていきました。
でも、高校3年生の敬老の日、久しぶりに手紙を書いてみたんです。

将来の夢や、受験の不安、おばあちゃんへの感謝の気持ちを素直に書いた手紙。
「今でも敬老の日にプレゼントしてくれた似顔絵を仏壇に飾ってるのよ」と、電話越しに言ってくれたおばあちゃんの声が、なぜか胸にじんと響きました。

おばあちゃんが亡くなって、もう数年経ちます。
敬老の日になるたびに、あのぬくもりや、優しいまなざしを思い出します。
子どもだった私にとって、祖父母の存在は「当たり前」でした。でも大人になった今、その「当たり前」がどれほど貴重だったかに気づきます。

今も元気でいてくれる父方の祖父には、今年、写真立てをプレゼントしました。
最近一緒に撮ったツーショットを入れて、「また遊びに行くね」とメッセージを添えて。
照れくさそうに笑いながらも、「これ、ずっと飾っとくわ」と言ってくれました。

敬老の日は、贈り物をする日というよりも、「ありがとう」と伝える日なんだと思います。
何気ない言葉や手紙でも、それが一番うれしいプレゼントになる。
あの頃の私が一生懸命描いた似顔絵のように、素直な気持ちを届けることが、きっと一番心に残るんですよね。

来年も、再来年も、ちゃんと伝えたいな。
「ありがとう」「大好きだよ」って。

それでは、暑さに負けず、可愛く・快適に・私らしく。

女性
今日も素敵な一日になりますように

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